SSブログ

Symphonie fantastique [Music]

20240510_194450_resized.jpg

Vancouver Symphony Orchestraコンサートに行ってきました。

Michael Oesterle: Entr'actes:
Berlioz: Symphonie fantastique

プログラムをよく読まずに出かけた私、前半はSymphonie fantastique”幻想交響曲”の曲目解説が組まれていました。ステージ上に設定された大型スクリーンに歴史的背景や各楽章の説明、楽譜の一部が映し出され、イングリッシュホルン、E♭クラリネットのソリスト紹介や説明に因んだ部分の演奏と手取り足取りの時間。昔「題名のない音楽会」というクラシック音楽を分かりやすく解いていくTV番組がありましたが、そのような雰囲気。
この交響曲は5楽章編成なので、全説明が終わったのは1時間後。そして休憩が入り、いよいよコンサートの始まり。時計は既に9:30pmを回っていました。

小曲の後はいよいよ”幻想交響曲”。事前解説があったことで楽しみ度は倍増したけれど、気分的には最初から音楽に浸りたかったのが本音。余りに長いので途中退席する観客もチラホラと。

エネルギー溢れるエンディングに観客はスタンディングオベーションで讃えました。
次回は事前にプログラムをよ~く読んでチケット入手します、はい。
nice!(0)  コメント(0) 

Hebrew & Persian [Music]

20240424_174554_resized.jpg

約3週間で本番を迎えた先日のコンサートは無事終了。観客や関係者の人々から好評だったようです。

そして今シーズン最後のコンサートはまたしても3週間後!何とヘブライ語とペルシア語の曲です。
マルチカルチャーな団員に恵まれた合唱団なので母国語も夫々。また音楽を通して各種言語を習得しているプロもいるので発音も丁寧に説明してくれます。
更にYoutubeビデオや発音解説リンクも配信され、もう逃げられない 笑 便利すぎる世の中になってしまったものです。

楽しんで練習していきましょう~♪
No music No life
nice!(0)  コメント(0) 

The Tallis Scholars [Music]

20240422_163024_resized.jpg

ルネサンス期から現代音楽までアカペラで歌うイギリスのグループThe Tallis Scholars。初めて彼等のコンサートに行ってきました。
何とバンクーバーでのコンサートは13回目だそう。知らなかった~。
ディレクターPeter Phillipsが1973年に設立したこのグループ、メンバー変更を重ねて50年以上継続しているという素晴らしさ。プログラムは以下の通り。

Robert White (1538-1574) Lamentations II
David Lang (1957-) sun-centered
Nico Muhly (1981-) Recordare
Eric Whitacre (1970-) Sainte-Chapelle
Robert Parsons (1535-1572) Ave Maria
William Byrd (1540-1623) All Saints Propers

おおっ、David Lang! 2023年の合唱団コンサートで四苦八苦した難曲の作曲家 音符よりも言葉数がやたらと多く、ハーモニーも似たような雰囲気で、ああ、と1人大納得してしまいました。
そしてByrd!ルネサンス期の王者なのね。

合唱を初めてから約5年、楽器演奏とは全く違う面白さに目覚め、更に今まで聴いたことのない作曲家や演奏を楽しんでいます。プロ10人のアカペラ演奏の響きに酔いしれました。

ホールはUBCキャンパス内のChan Centre。明るく、響きがとても良いホールですが、我家からはスカイトレインとバスを乗り継いで片道約1.5時間の道程。もっと近ければ夜のコンサートにも行くのに…
nice!(0)  コメント(0) 

Riopelle Symphonique [Music]

download (1).jpg

カナダ出身画家Jean Paul Riopelleの生涯を彼の作品と音楽で包み込んだ合唱付き交響曲Ryopelle Shmphoniue.
Vancouver Symphony Orchestraと共に演奏する機会に恵まれました。
オーケストラ直属合唱団が無いため、UBC音楽部学生やアマチュアコーラスグループが年数度共演機会を得るわけです。何とラッキーな私達。

大編成のオーケストラはハープ2台、シロフォン等鍵盤パーカッション5台とズラリ勢揃い。
20240420_113639_resized.jpg

20240419_205958_resized.jpg

演奏中にRiopelleの作品がステージ上のLEDスクリーンに映し出されます。裏側の私達には何も見えません。トホホ。
今回はトランペットの真後ろ。大きなゴングの真後ろに座っているメンバーもいます 笑。
20240419_191951_resized.jpg

昨夜と午前中のリハーサルではリズムを刻む箇所で皆のペースが乱れてしまい、少々パニック状態。私は隣に立つRoseからフランス語発音をやんわりと注意され、ちょっとへこんでしまいました。まぁ気を取り直してDo my bestで臨んでみましょう。

歌詞のOn est tellement parfaitーWe are so perfect と言えるように♪
nice!(0)  コメント(0) 

What's a stress! [Music]

20240407_151831_resized (1).jpg

Bachの余韻に浸るのも束の間、次回合唱コンサートはVancouver Symphony Orchestraとの共演Riopelle Symphonique. カナダ出身画家Jean Paul Riopelleの人生と作品をモチーフにした合唱付き交響曲。ステージでは画像も流されるようなので音楽と映像を同時に楽しめるコンサート。

フランス語あり、Taka, takaとリズムをひたすら刻み、謎の言語、更にはサンスクリット語のマントラと盛り沢山。歌というよりリズム楽器に徹して。

先週の練習ではわずか数名のミスで約60名のタイミングが合わず「ったく超ストレスフル」とつぶやくメンバーに皆大笑い。
本番まで2回の練習とオーケストラとのリハーサルのみ。しかも指揮者は別の人。大丈夫か、私達?

謎の言語を調べて見つかったのはTakadimiシステムというリズムの数え方。南インドのKonnakkol(口頭でリズムを刻む)音楽を現代音楽に分析した考え方。こんな感じ。

人間技とは思えない口の周りっぷりに唖然 きっとこの人達楽譜なんてものはなく、まさに口伝えで受け継がれているのでしょうね。

インド文化、恐るべし


nice!(0)  コメント(0) 

St John Passion [Music]

20240330_135542_resized.jpg

みなさん初めまして。そして以前ブログから引き続き読んでくださる方々、ようこそ!
心新たなEaster Sundayの日に新ブログを始める事にします。ブログやメールは既に過去形の時代に移行しつつありますが、気ままに綴っていきたいと思います。

さてさて、私が所属する合唱団Bach: St. John Passionコンサート、無事終了しました♪
キリストの受難物語を題材にしたこの作品は合唱、物語を語る福音史家やイエス役の語りにメロディが付き、アリアもある構成。最後はキリストの死後に祈りを込めて”Ah Lord, let your dear little angel”美しい合唱曲で幕を閉じます。

前日2時間、当日2時間のステージリハーサルでは完璧だった箇所が何故か本番で1拍飛び出してしまいうっかりミス!何とか持ち越して。終曲は指揮者もかなり思い入れが入り重厚なエンディングへ。演奏が終わるとスタンディングオベーションの観客から温かな拍手に包まれました。

イースター前夜にこの曲を歌えた事に感謝です。
nice!(0)  コメント(0)